団地のサッシは、各管理組合によって専有者が交換できる団地と出来ない団地があります。
今回リノベーションを行う団地ではサッシの交換が可能で、お客様の要望によりリノベーションに伴いサッシの交換を行いました。
団地でスケルトンリノベーションを行う場合、専有部の設備電気の配管や配線、設備機器、仕上げ材は新しいものに交換できますが、サッシまで交換することはあまりありません。そうなると、サッシだけが古いまま残ってしまいます。
私も団地に住んでいるので実感するのですが、古いサッシは新しいサッシと比べ、性能が大きく劣り、建付けも悪くなっていることが多いです。台風の時などは、掃き出しのサッシの下から雨が吹き込んできたり、ガラスが割れるんじゃないかと思うほどガタついたりします。
今回サッシを交換して、断熱性までは実感できませんでしたが、遮音性能や建付けに関しては、雲泥の差を感じました。一昔前のカバー工法では開口部がかなり小さくなってしまうイメージがありましたが、今回設置したサッシでは、違和感のないサイズ感でした。
団地によっては、管理組合の費用で団地全体のサッシを交換しています。
費用の問題もあり、個人でのサッシ交換が難しいこともあるので、管理組合で補助金などを利用してサッシ交換が進むと良いですね(個人的な希望含むです)。。
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