本日、家具の最終調整を行い一部の工事を除き工事が完了しました。
弊社のblogを見続けていただいている方には、この素材どこかで見たことあると思われた方もいらっしゃるかもしれません。そう、以前引取らせていただいた羽二重団子さんの古材です。
今回の工事の外せない条件として、これらの素材を再利用することがありました。引き上げた資材はそのまま利用できない為、設計者、施工者と共に検討を重ね、キッチンカウンター(敷板)、キッチン腰パネル(網代)、壁面収納引戸(雪見障子)に再利用しました。
新しい素材にはない、思い出の詰まった本物の魅力あふれる仕上がりになったと思います。
このような素材に負けない材料として、化粧梁にも古材を使用いたしました。
古いものと新しいものが融合し、和洋折衷のバランスの取れた空間になったと思います。
今後、このスペースでは、日本の古き良き伝統を学び、季節ごとの旬な食材を味わい、生の演奏を聞き音色を楽しむなど様々な構想があるそうです。
そのようなイベントを通じて、地域住民や多世代がふれあい、助け合い、楽しむスペースになってもらえたら嬉しいです。。
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